退職教職員のサポートが、学校現場に笑顔(Smile)の風をたくさん(windの複数形:造語)吹き込んでいけることを願い、名付けました。
1~3 月新潟県共同募金会のテーマ型募金に皆様から善意の募金をいただきました。今年は、963,441円が集まりました。皆様のご協力のおかげで目標額の85万円を超えることができました。このお金を2024年度の担当不在サポートの活動資金に当てさせていただきます。 今回は、今年度サポート依頼がなかった小学校、中学校からも募金をしていただきました。またお送りしました袋を利用して募金をしてくださった学校もありました。皆様からの応援の気持ちを強く感じています。サポート依頼数が増加する中、今後も少しでもお役に立てるように大切に使わせていただきます。ありがとうございました。 ※賛助会費での応援もお待ちしています。 |
|
新潟デザイン専門学校の学生さんがSmileういんずのキャラクターをつくってくれました。
お願いしたのは、ねこの手サポートにちなんだ「ねこ」のキャラクターです。
多彩なデザインの作品が届きました。 あまりのクオリティの高さに事務局もどれを選ぼうか悩みました。
その中から選んだのが、右図の「ねこ三郎」です。
風の又三郎のようにどこからともなく現れ、さっと手助けをして去っていく、そんな姿をイメージしたキャラクターになりました。今後、いろいろな所に登場します。
また、他にもイラストを描いてもらいました。順次紹介します。お楽しみに!
*クラスサポートは新潟市教育委員会特別支援教育課にお申し込みください
提供会員…サポーターとして活動を支えてくださる皆様 賛助会員…会費でこの活動を支えてくださる皆様
【条件】①学校現場をよく知る退職教職員の方々 ②学校で役立つ専門的なスキル(ピアノ伴奏・PC等)を持った方
① 日時: 4月24日(水)10:00~11:30
② 場所: 市民活動支援センター
(新潟市中央区西堀前通6番町894-1 西堀6番館ビル3F 研修室)
市営西堀地下駐車場をご利用ください。駐車券が出ます。
③ 内容: Smileういんずの活動の具体的な内容、組織や仕組みなどについて説明します。
【条件】子どもの学びの環境や教育現場を応援したい方ならどなたでも!
「教員サポートsmileういんず」の活動は、この賛助会費で運営・維持されています。ぜひ、会費でこの活動を応援してください。
*教員の多忙化に関する情報として、以下にリンクを張りました。ご覧ください。
☟
2024年1月28日(日)黒埼北部公民館で第4回提供会員連絡会を開催しました。24名の参加者で、サポートの情報交換をしました。内容を紹介します。
・クラスサポートに行っても役に立てているのだろうかと不安になる。担任の先生や職員の方に感謝の言葉をもらうとほっとする。
・どこの学校に行っても休みの先生がいて級外の先生が入っている。Smileういんずが入ってくれることで本当に助かっているという声をきいた。
・1月1日の地震との関連で・・サポートに行ったときに地震が起きたらということも考えておくことが必要だと思った。(サポートに行ったときに避難場所までの経路、インターホンの位置、教室内の道具が落ちてこないかなどを確認しておくなど。)
・当日の打合せについて、朝、教務主任と打合せをするが児童の様子を把握してないときがあって難しい。できれば前もって担任と電話で事前に児童の状況、特に注意してみなければならない児童について聞いておきたい。
・不在サポートに入って大変なときは無理せず隣の学級の担任や管理職にお願いするのがよい。
・今、学校ではいろいろな感染症が流行っていて学級閉鎖が相変わらずある。まだマスクを着用していった方がいいと思う。
・教科によって先生がかわるという学校があった。いろいろな先生と接する、学ぶという機会は児童にも先生にもいいなと思った。
・特別支援学校でのサポートでは学ぶことが多い。個をよく見て支援方法を考え実践している。退職してからではなく現職の若いうちに支援学校で学ぶ機会があったらよかったと思った。
・児童が落ち着くまでずっと一緒に水遊びをしてやった。普段その児童にゆっくり相手をしてやれない担任にとっても児童にとってもサポーターはありがたい存在なのかなと思った。
・音楽の時間、何もしない男子児童がいた。担任がその児童に特別に役割を与えてほかの児童から認められるようにしたらよくなってきた。自分が役に立っていると思うようになり変わってきた。担任の先生はよく子どもをみていて、さすがだと思った。
学校にサポートに行くと、子どもたちがタブレットを使っているけれど、使い方がよく分からないので教えて欲しいというサポーターからの要望で、2021年に続いて2回目の研修を実施しました。
当日は、お二人の指導主事から、実際にタブレットを操作しながらロイロノートやドリルパークの使い方を、ていねいに教えていただきました。参加者からは、大変役に立ったと大好評でした。
以下に参加したサポーターの感想を紹介します。
・サポート時に子どもが行っていたことや、担任の先生が指示していた内容が分かった。
・サポート時に子どもたちに聞かれても全く分からなかったが、かなり分かるようになった。サポートに役立つと思った。
・タブレットの操作が複雑で、いろいろな場面で使われているのでまだまだ使ってみないと自信が持てない。
・子どもたちと共通の話題で話すことが少し増えた。
・難しい面もあったが、学校での子どもたちの学習スタイルがどのように変わってきているのかが分かった。今後のサポートに生かしていきたい。
教えていただいたことを生かせるように、がんばっていきたいです。
学校からの声(9月の報告書より抜粋)
・短い時間に児童の心を開き、寄り添うように支援していただいたおかげで、落ち着いて活動することができた。いつもは反抗したり、逃げたりすることが多かったが、両先生の距離感がよく、納得のいく意思決定をすることができた。
・予定していた活動以外にも対応していただき、課題に向かえないときもやさしく寄り添い、受け止めていただいた。そのことで、教室に入って活動することができ、友達と一緒の教室で学習する時間が多くなった。児童にとって居心地の良い時間を提供していただいて大変助かった。
・毎回残してくださるサポートノートには、毎回6~8人の児童の名前・その児童の訴えや困っている事柄・行った対応を書いていただきました。前回の児童の言動や様子と比較しながら、児童の成長や担任の努力の跡を見出していただき、何よりの励ましとなっています。
・見てもらっている・話を聞いてもらえる安心感が、児童の落ち着きに少しずつつながってきているところです。是非とも継続をと強く願っています。
サポーターの声(10月の業務報告書より抜粋)
・特別支援学校では指導方法や先生方の子どもへの対応から学ぶことが多い。サポートさせていただいて本当にありがたいと思う。
・サポーターが来校することが他の先生方にもきちんと伝えられていたのがスムーズに行われた一因と思った。
・ちょっとした個別の支援によって学習が成立する児童が多く、やりがいを感じた。
株式会社クワサンプラス
県内の高校野球などの冊子を出版しているウェブ会社です。中学校部活動の地域移行の推進をお手伝いしたいそうです。部活動を民間の会社や、保護者、地域の人材や退職教員で担えないものかと考えているそうです。しかし、地域によっても考え方に差があり、なかなか思うように進まないのだそうです。今回は、学校の様子や学校とのアプローチの仕方等について話し合いました。
保育の勉強をしている高校生
第一学院高等学校で保育の勉強をしている高校生2人です。2人の始めた「保育業界のみらいづくりプロジェクト」に関わってお話をしました。2人は保育に関わる教師や保育士の仕事の大変さを緩和する手立てがあまりなされていないことに憂慮を感じているそうです。保育士を手助けする団体を探していたところ、Smileういんずを見つけたのだそうです。私たちの話を聞きながら、「保育の世界ももっと働きやすくなったらいい。」と感想を述べていました。若い力が世の中を変えようと行動していることに頼もしさを感じました。
岡山県の元高校教師
今は、現場で働く先生方の悩みを聞くお仕事をされています。悩みを聞いているうちに、「聞くだけではだめだ。実働で助けてあげなければ…。」という思いを強くもたれたのだそうです。研修で知り合われた新発田市の方と一緒においでになりました。Smileういんずができた経緯や活動の様子、運営の仕方を熱心に聞いていました。学校からSmileに 寄せられた声を聞き、涙が出そうになったとおっしゃっていました。
いろいろな方が、いろいろな立場で「学校」の大変さを憂慮し、働きかけようと行動していることに感銘を受けました。それとともに、私たちも頑張っていこうという決意を新たにしました。